この度「河川協力団体Good News」が、令和元年度の国土交通行政功労表彰を受賞しました。
その名の通り、「国土交通行政に功績のあった団体・個人を表彰する」表彰です。
残念ながら、表彰式典は大雨で中止になってしまったので、表彰の報告は、筑後川をバックに我が家の子どもたちと( ´ ▽ ` )ノ今度、スタッフの皆でお祝いしたいと思います♪
約11年前、3人ではじめた筑後川のゴミ拾い活動。「ゴミを拾うという手段」で、筑後川に、自分たちが関わるこの地域に、自分たちが見たいと思えるような小さな「Good News」をひとつでも発信していけたらという思いで、その名の通り「Good News」を結成し、活動をはじめました。
毎月第2土曜日、「くるめウス」を拠点に活動を行ってきました。
結成して5年が経った頃、結婚したり、子どもが生まれたりする参加者・スタッフも増えて来ました。そんな頃かな、「ゴミを拾う事よりも、多くの人たちにこの筑後川愛されるきかっけとなる活動を」という思いで、「エコよりもニコ!」をテーマに自然体験活動をはじめたのは。
今では子どもから大人まで、企業も個人も関係なく一緒になってゴミを拾ったり、川で遊んだり、河川敷の未来地図を描きながら皆で楽しむひとつの「コミュニティ」になってきた気がします( ´ ▽ ` )ノ
11年間で、参加者数がのべ1万人をえても減らないゴミの量に、心が折れそうになったこともあるけど、11年前と違い、「筑後川はもう駄目だよ」とネガティブ発言をする参加者や周りの人はいなくなった。「筑後川でこんな事出来たらよいよね」って未来を語る人が増えてきた。そんなひとつの変化。これを大事にしていきたい。心無い出来事や言葉に、流されないように。
幼いころ、両親や祖父母に手を引かれて、よく夕暮れ時の筑後川を散歩していたものです。今は僕らが椛のような掌を握りながら、子どもたちと歩いている。そう考えると感慨深いものがあります。
きっと川は、多くの人にとっての「ふるさとの景色」であり、その地域毎に文化があり、暮らしがある。
2050年には海に住む魚の数よりゴミが多くなるという悲観的なメッセージも届いているけれど「1人の100歩よりも、100人の1歩」。出来る事からやっていきましょう。
子どもから大人まで、屈託ない笑顔が広がる空間に筑後川の未来の姿がありますように。まだまだ「はじまりのはじまり」
そんな夢を描き、これからもスタッフ一同、参加者の皆様と楽しんでいきますので、今後ともよろしくお願い致します♪
Good News 代表 中島重人
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